爆勝(笑)☆大学受験奮闘記

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「ミキ」 ブログネーム.3つ星

(その他のブログでも「教育の現場」を覗いて見て下さい♪)

特に2年生は、受験を視野に入れて
科目選択をしなければならない重要な時期!
将来や志望をしっかり考えて選択しましょう♪

【第703回】

3つ星のプロフィール

おととい科目選択の相談に乗った。



ボクに言ってくるまで、
そのミキちゃん(仮称)という女の子は、
ずいぶん悩んだらしい。
そういうことを相談してもいいものかと。



うん、わかる。

けど、
そういうことほど相談して欲しいな、
ボクは!



「3つ星先生、
あたしは将来音楽療法士になりたいんです…」


「音楽療法士、いいねえ!」



音楽療法士というのは、
音楽を使って心身機能の改善をする仕事だ。

いわゆるセラピストの一種だ。

音楽でセラピーをするというのだから、
音の持つ性質に詳しくなければならない。

例えば、ドラムなどの重低音は
人を高揚させるという話を聞いたことがある。
ビバルディの『四季』は
胎教(おなかの中の子供に対する教育)にいい
というのも音楽療法のひとつだったという話もある。


特に専門的な国家資格があるわけでもなく、
民間の音楽療法士の協会に
試験を受けて合格すれば開業できるのだ。

要するに、大学はどこでもいいわけだ。



ボクの考えでは、そういうものがあると
科目選択もずいぶん楽になる。
それには、自分の将来像という『イメージ』と、
各教科に対する『理解』ってものが大前提になる。



この『イメージ』と『理解』が明確なほど
科目選択が重要になる。



「まずミキちゃんね、音楽療法士って
どんな仕事なのかを知らないといけないね」


「はい!」

「ボクはね、音楽療法士って
2年ぶりぐらいに聞いた言葉なのね。
これが何を意味しているか想像つくかな?」


「…? いいえ」



これはつまり、知られていない職業ということだ。



「知られていない職業ということはね、ミキちゃん。
ほとんどの人が必
要だと思っていないということなんだよ」




あえてヒドイ言い方を選んだ。



「つまり、ミキちゃんがしっかり勉強して、
苦労して音楽療法士の協会に入ることができても、
仕事がない場合があるんだ」




ミキの眉が曇った。



「だからね、仮に病院や福祉施設に入っても
週2~3回ぐらいしか仕事がなくて、
そういうところに勤めても
お給料が数万円ってことがあるんだ」




ボクはそこまで話してからニカッと笑った。



「だから自分で仕事を作るという発想も
大事な職業なんだね。たとえば…コレ」




ボクは缶コーヒーを取り出してミキに見せた。



「元々コーヒーなんか飲まなかった日本人に、
こういうのを広めるのって
すごい努力があったと思うんだ。だけど、
今じゃどこの自動販売機でもコンビニでも
コーヒーの無いところなんてないわけでしょ?」




ボクは中身をグイッと飲み干した。



「昔の生徒の話なんだけど、
英会話教室を開きたいって子がいたんだ。
ただ、その子の考える英会話教室って
かなり具体的なイメージだったね。
その子は5歳ぐらいまで
イギリスのウィンストンとかって都市に
住んでたらしくてね、ボクと面談するたびに
そのウィンストンの話ばっかりするんだよ」




その子の言うには、その英会話教室は、
イギリスのウィンストン市の方言や文化を教え、
市の役所と交渉して市に対する留学制度を
まとめる気でいたのだ。なんと!

確かに海外の都市は、
そういう話を割りと簡単に聞いてくれる傾向がある。
あまり非現実的な話にも聞こえなかった。



ミキはそういう話を爛々とした目でジッと聞いていた。



「ミキちゃんもそういう風に、
自分の仕事を作れるといいね!」


「なんかいろいろ考えちゃいました!」

「さて、
そういうイメージで考えられたというコトで、
ミキちゃんの科目選択の話をしようか?」


「はあい」



ボクはミキから選択科目の小冊子と
プリントを受け取った。
学校から渡された資料だった。



「この中でミキちゃんが受けたいとか、
興味があるという授業はある?」




ボクが小冊子に目を通している間に、
ミキは音楽やまあまあ得意な数学とかに
印をつけて返した。



「得意な教科なんかにも印をつけるってことは、
推薦とかも考えてるの?」

「…まだきちんと考えてないんです」

「つまり推薦もするかも知れないんだね?」

「はい」


ミキは小さく頷いたが、ボクはニッコリと笑った。



「大丈夫だよ」



ボクは目を通した小冊子を広げてミキの方に向けた。



「結論から言うと、
どんな仕事をしようとしている子にとって、
科目選択は完全に“自分”の都合になるんだ」




ミキが印をつけた音楽は、理由を尋ねると
「音楽が好きだし、楽だから」ということだった。

これが“他人”の都合なんだ!



「音楽療法士っていうからには、
やっぱり音の性質をたくさん知るのも大切だよね。
とにかく今のうちに付けられる知識は
たくさんつけた方がいいよね」




例えば授業で出てきて聴いたことをきっかけに、
ベートーベンの曲名を全部覚えたとする。
しかしこういう単調な勉強を続けることに意味がある。

例えば、「ベートーベンの曲調が
人間の脳に作用して自信をつけさせる」

というデータが出たとしたら、
そのままリストアップしたベートーベンの
どんな曲がいいかを熟考することもできるはずだ。



「音楽の授業は授業で
ちゃんと受けないといけないけど、
自分の将来から逆算してみると、
この音楽の授業の受け方が
また別にあることがわかるでしょ?」


「!」



他の授業もこうした観点で
解説をまじえながら勧め、授業というものが
いかに相手の都合なのかということを
強く強く伝えた。そこで目を輝かせるミキを見て、
ボクは改めて“能動的学習”という考え方に
グッと確信を深めた。



「今日は初めてのことばかりで
ほとんど話せなかったと思うけど、
今度はミキちゃんの見たこと聞いたこと
考えたことをドンドン教えてな!」


「はいっ!」





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