爆勝(笑)☆大学受験奮闘記

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「タケシ」 ブログネーム.3つ星

(その他のブログでも「教育の現場」を覗いて見て下さい♪)

出来の悪い子ほど、
かわいいと良くいいますが・・・
さて、タケシ君は・・・

【第669回】

3つ星のプロフィール

毎年この時期になると思い出すんだよ。

「オレ、別にやる気ねぇっスよ?」というセリフ。

何の話かというと、
自分が初めて担当した生徒のひとりにいたそんなやつ。
仮にタケシとするよ。

タケシは入会当初から何かに傷ついていて、
僕から見ても聞いてもそれがうまく聞きだせなかった。


じゃあ、何で入会したのか?

「なんとなく…」

そうあいまいに答えるんだ。

僕は最初から眉根を寄せて
付き合うことになってしまったわけだ。


タケシの通っている高校は地域トップ高で、
確か推薦で入ったはずだ。

なんでもそつなくこなすタイプなんだけど、
高校に入ってからは一気に成績が下がった。

勉強をしなくなったからだ。

母親の話ではそれでも最初は
もがいていたようだが、ゆっくりと、
次第にあきらめたように
動かなくなってしまったんだという。

そんなタイミングで
僕はタケシを預かることになった。

どんな話を振ってもまったく反応が無い。

うまく合わせようも無かった。

「どうでもいいです」

「興味ないです」

「やらないです」


とにかくそんなネガティブな言葉の
オンパレードで、タケシと話すのが
次第に億劫になってきた。

「なんでこんなヤツ入れちゃったんだろ…」

そういう自問自答も繰り返したし、
何より回りからもすごい批判された。

僕は自分の持っている
あらゆるものをこめてタケシにぶつかる。

一応、そういうところには
反応をするようにはなったのに、
やはり勉強だの進路だの
将来の話しになるといきなりシャットアウト!

どういうつもりだと(汗)

家に帰っても
タケシのことばかり考えていたし、
ちょっとしたアイデアも
全部タケシにいい影響を与えられるものはないか
という方向に行った。

そうしてるうちに、
ある日タケシの母親から
昼間にこっそり電話が来た。

「実は…」

タケシの母親が言ってきたのは、
彼の深い絶望感だった。

とにかくやってもやっても成果にならない。

人と比べることの
恐怖感が先立つようになったのだという。

タケシは元々頭のいいやつだったので、
僕にはそういう部分を見せなかった。

さっぱりわからなかった。

「タケシは努力するのが恐いんだと思います。
どうしたらいいでしょうか?」

そんなことを言っても、
他人との競争が受験なわけだし、
社会に出ても競争のない生活などあるわけがない。
人間が相手であれ、自然が相手であれ、
なんらかの形で競争はあるのだ。

何も答えてやれないまま電話を切った僕は、
すっかり考え込んでしまった。

僕には同時期に預かった個性的な生徒たちがいて、
その中のひとりであるアイコという女の子がいた。

この子はまたできないクセにポジティブという、
まったく憎めないキャラクターだ。

「またやっちゃった(笑)」

そんなセリフでおなじみの、という感じの子だ。

とにかくよくサボる。

この子は元々志望が私立文系で、
途中でどうしても
埼玉県立大学に行きたいなどと言い出したのだ。

「いやいやアイコちゃん、
センターで数学と理科やるんだよ?」

「先生がいるし何とかなるっしょ!」

それはすごい信頼なんだけど、
とにかく深く考えない。

しかも数学なんて大してやってないし、
おまけに簡単な計算問題で
左手の指を折りながら数えているのを見て
絶望的な気持ちになった。

なんと、計算問題ができないのだ!

僕は当時話題になり始めた
「画ます算」をさせることにした。

2週間ほどして驚いたことが起こり始めた。

毎週開いていた英単テストがあって、
それは100問の英単語の読みを
どんどん書き込んでもらうという形式だった。

アイコは毎週律儀に来るんだけど、
だいたい30点台というありさまだった。

そのアイコの成績が急激に高まっていったのだ。

90点台が珍しくなくなった。

何が起こったのかよくわからなかった僕は、
アイコから学習状況を詳しく聞きだすことにした。

「ん~、やっぱり勉強時間が伸びましたー」

なんだ、やっぱりやれば伸びるじゃん
と僕は思ったんだけど、
なんで急にやり出したんだろうとも思った。

「どうして?」

「最近楽しいんです♪」

アイコは画ます算で100の足し算を
1分30秒ぐらいで
こなすようになっていたんだけど、
最初は3分近い記録だった。

最初はそれで
やる気をなくしていたようだったけど、
毎日やると毎日やった分だけ
タイムがどんどん縮んでいく。

その時に気付いたんだけど、
画ます算って毎日
自分としか勝負してないんだよなあ。

だから、
人と比べる必要が無いから落ち着いてできる。

僕はアイコのそんな様子を見て
すぐにタケシにやらせてみようと思った。

「なんすか、ソレ」

「まあ、1日3分でいいならそのぐらいやれよ」

僕は適当に丸め込んでやらせてみた。

最初は2分ぐらいだった。

しかし、当然続けるとタイムは縮み続けていく。

アイコよりも短い1週間ほどの期間で
1分台のタイムになった。

すると、
タケシにもアイコと似たような現象が起こった。

タケシもやる気になってきたのだ。

「先生、そろそろ
計画表とか立ててもらってもいいスか?」


その言葉が本当に魔法に聞こえたほどだった。

もしね、
これを読んでるキミがやる気をなくしていたら、
思い切って
この画ます算をやってみることをオススメするよ。

画ます算をやってると、
いくつか効果があることが分かったんだ。

まず、計算力が上がった。

実は足し算でもなんでもそうだけど、
こういう単純計算は
“計算”をしないでもいいんだよね。
例えばさ、掛け算って「ににんがし」
って暗記しているだけでしょ?
これは足し算でも引き算でも割り算でも一緒。
みんな一緒。アイコも、
これが3分台から2分台になることで、
計算スピードが30%上がったことになるんだ。

試験時間の30%アップは大きいよね?

次に、注意力が上がった。

正確な場所を一瞬で見切る
注意力がアップすれば、
マークミスみたいな単純ミスが
なくなって来るんだ。
これは気持ちが落ち着いてきている
ということでもあった。

さらに、集中力がアップしていた。

前の自分と比べるのはもうゲーム感覚だ。
楽しいことなら集中できるので、
集中状態の自分を
コントロールする力だってついてくる!

まだある!

なんと、
判断力も的確になってきている様子がわかった。
やっぱり、パッと見てパッと出した答えを
すぐに書き込んでいくので、迷わなくなるのだ。

最後に、集中力がついているついでに
暗記力が鍛えられている様子だった。


大学入試のほとんどは暗記で済む訳だから、
これで何にも恐くなくなる感覚だった。

アイコはともかく、なにより、
タケシの自信になってきているのが良かった。

ああ、ギリギリまで基礎をやり続けることを
ビビッちゃいけないんだなと僕は学んだ。

だって、その時のタケシは3年生だったからね。


今やる気が無いキミだって、
まだまだ取り戻せるんだよ。



長かったけど、今日はそんな話。





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