爆勝(笑)☆大学受験奮闘記

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「夏の一日」 ブログネーム.山椒のひとり言

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ちょっと大人な香り漂う本日のブログ。

管理人は、一度も見たことがないその情景を思い浮かべながら、
「夏の一日」を拝見させて頂きました。。。

【第1067回】

山椒のひとり言のプロフィール



 7月の最初の火曜日。

 湘南の海岸は汗だくの季節を待ち焦がれるように海開きが行われていた。

 薔薇の季節が終わるこの時期は、紫陽花が街路や線路のわき道を飾り、幾ばくかの喧騒を解きほぐす。


 いよいよ、今年も受験の夏がやって来た。

 受講生、特に来年進学を控える生徒さん、どうかこの40日を有意義に過ごして下さい。

 エアコンの風にあたるよりも、利き腕や手のひらに汗して、夕方のシャワーを浴びるくらいが似合う季節です。


 さて、冒頭に記した"紫陽花"で思い出す場所があったので、ちょっと書いてみます。



 いまから7年ほど前まで、8月のお盆の平日を選んでは独りで行ったことも何度もあった。

 群馬県高崎市から上越線で普通列車に揺られること1時間15分。

 豪雪地帯の山中のトンネル内にある駅。横浜からでは4時間強。

 長岡方面に向かう3両連結の列車がホームから姿を消すのに殆ど時間を要しない。

 ホームではひっそりとトンネル内の灯りが燈るだけで、そこには日々の雑音などは存在しない。

 正直多少の怖さ(本当の孤独の怖さでなく、なんとなく自分が行き場がわからなくなるような感覚)があり、この場所に立つと、どうしようもなく『何か』を考えることがある。


 駅舎までは462段の階段をあがる。10分は必要。荷物もちはプラス5分。

 そこから143mの連絡通路を歩き更に24段の階段をあがる。

 実に高低差338m。地上の光から閉ざされたこの駅についたあだ名は"モグラ"。


 目的地は駅舎から山林の細い道をあるいて1時間30分の高地にある。

 快晴の朝でも、日中に突然雷雨に見舞われることもある。

 原生林に覆われ、水上川・湯檜曾川の流れを下に見て歩き続ける。

 平日では殆どすれ違う人はいない。車は通行禁止。子供でも歩ける林道ではあるが登山届出を要する。

 木々が強風に煽られては、「バサバサ、ゴーゴー」と音を立て、時より小枝や掌ほどの小石が落ちてくることもある。

 湧き水を見つけても一切の浮気を捨てる。到着地点の絶景を見るまでは我慢との闘い。自分との葛藤だ。


 歩き歩き。

 昔から人は自分の歩幅で目的地に向かい、また、彼の地へと旅を繰り返した。

 大げさではないが、1年、いや、数年に一度くらい、ただ独りこうして歩くこともいい。

 私はこうして歩くことを今回も選んでいる。


 映像で観ることと自分がその姿の前に向かい合うことには大きな誤差が生じる。

 風を感じることも出来るだろう。ものの気配や、その場の音や空気に交わい、五感以外の自分を働かせる。



 私はこの場所が大好きだ。


 槍ヶ岳と並ぶクライマーの聖地であり、運動場1面以上優にある岩場を登る達者をみる。

 殆どが赤や黄色のジャケットを着て何本かのロープ、そして自分の体力でやっつけている。

 気持ちが切れたら終わり。中座は許されない。経験のあるものでも二時間はかかるという。

 断崖を吹きすさぶ風に濡れた岩場は躊躇いを一切否定している。

 私は、ただただ、その岩を見つめている。見入っているという表現が妥当かもしれない。

 多分、時間にして2時間。持参したおにぎりやお茶など、私の今を征服するものが存在しなくなったころ、やがて元来た道に体を向け、岩場を後にする。一の倉沢五郎岩はそうして私にたそがれと何かの宿題を与え、だれも居ない夜を迎える。


 開山から1200名を超える大勢の犠牲者や登山家の慰霊の立塔(タッチュウ)に頭を垂れたら駅に帰ろう。

 その塔のほんの脇につつましく咲く"額紫陽花"の青を見る度に、なぜか好きでもない夏の紫陽花が、私の夏を形成しているように思えてならない。




 受講生と向き合いながら、目の前の若人がどんな成長するのかを考える。

 この子達の中にある感性と成長の無限の可能性。

 私が向き合える時間は彼らのそのほんの1、2年。長くても3年弱。


 ただ、夏場が終わるころ、いつかの私と同じように誰でもないオリジナルの感性に包まれて、自分だけの挑戦に向かおうとするその決意の瞳に向き合うとき、あの岩場を必死に登る彼らと、ふと重なる気持ちになる。



 吹けよ風!呼べよ奇跡!

 梅雨の豪雨に負けず、強い光にも負けない強い紫陽花のように!







(その他のブログでも「教育の現場」を覗いて見て下さい♪)






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